最初の米国クレカは何を作るべき?|ハワイ生活と相性が良いカードを解説

クレジットカード

JAL USAカードなどで決済を続け、クレジットヒストリーが6か月程度積み上がってきたら、次に考えるべきは「どのクレジットカードを作るか」です。ここは日本とアメリカで感覚がかなり違う部分で、最初は少し戸惑うと思います。

日本のクレジットカードとの明確な差として感じるのは、還元率の高さとサインアップボーナスの大きさです。特にサインアップボーナスは、日本の感覚で見ると驚くレベルで、カードを発行するだけで日本居住時には考えられない程のまとまったポイントが付与されるケースも珍しくありません。米国ではカード会社同士の競争が激しいため、ある意味で顧客の取り合いになっているのだと思いますが、利用者としてはこの環境を前提に考えた方が合理的です。


ハワイでの生活との相性

ハワイで生活していると、お金の使い方にもある程度特徴が出てきます。まず、スーパーやちょっとした外食など、生活必需品にかかる費用負担が大きいこと。そしてもう一つは、飛行機に乗る機会がどうしても増えることです。

日本への一時帰国はもちろん、米国本土への旅行やハワイ島などの離島への移動も基本的には飛行機になります。この2点を踏まえると、日常の支出で効率よくポイントを貯めて、それを航空券に変えるという流れがかなりハマりやすい環境だと思います。


最初に作るべきカード

その上で、最初の1枚として個人的におすすめしているのが、American Express Gold Cardです。

項目内容
年会費$325
サインアップボーナス6ヶ月以内に$6,000利用で最大100,000MR
ステートメントクレジットResy $50/半年×2
Dining $10/月×12
Uber $10/月×12
Dunkin $7/月×12
ポイント倍率レストラン・スーパー4倍(ドンキ含む)
航空券3倍 / ホテル2倍 / その他1倍
取得難度クレジットカード利用開始後6ヶ月以降が目安

年会費は325ドルとそれなりにしますが、クレジットを全て合計すると424ドル分になるため、「これ本当に大丈夫なのか」と思うくらいの大盤振る舞いな設計です。もちろん全てを無理に使い切る必要はありませんが、Dunkin以外は生活の中である程度自然に消化できる内容なので、少なくとも年会費負けする可能性は低いカードだと思います。


ステートメントクレジットの実態

Resyクレジット

Resy経由で予約したレストランで利用すると適用されます。日本でいう食べログのようなサービスですが、ハワイは本土に比べて登録店舗が少ないのが少し残念なところです。それでもワイキキ〜ダウンタウンエリアを中心に複数店舗があるので、使い道に困ることはありません。個人的にはOk DonsikとRinkaは普通におすすめです。

ダイニングクレジット

対象店舗が明確に決まっており、Grubhub、The Cheesecake Factory、Five Guysなどで利用できます。この中ではGrubhubが圧倒的に使いやすく、Uber Eatsと同じような感覚で利用できます。Pickupを選択すれば手数料もかからないので、ランチ用途で消化するのが一番効率が良いと思います。The Cheesecake Factoryはハワイにも店舗がありますが、10ドルではほぼ足が出るため、クレジット消化目的でわざわざ行く場所ではないという印象です。

Uberクレジット

UberまたはUber Eatsで利用できます。カードを紐づけておけば毎月自動でチャージされるため、日常的に使う方であればほぼ現金と同じ感覚で消化できます。ただし翌月への繰り越しができないので、使い忘れるとそのまま消滅します。

Dunkinクレジット

これについては正直なところ人を選びます。ハワイでは店舗が限られているため、アプリにチャージしてどこかのタイミングでまとめて使う形になると思います。ちなみにホノルル空港のDunkin Expressではどうも別の枠組みのようでアプリ決済ができないため、私も一度やらかして普通に支払うことになりました。そもそもDunkinに関しては、日本人の感覚だと「自腹で通うか」と言われると微妙なラインだと思います。


ポイントの使い道

貯まったポイントは、航空会社のマイルやホテルポイントに交換するのが一般的です。

ANAマイルに交換した場合、1MR=1マイルで交換可能です。ホノルル⇔日本の往復であれば、

  • エコノミー:35,000〜55,000マイル
  • ビジネス:65,000〜90,000マイル

となるため、サインアップボーナスの100,000MRだけでビジネスクラス往復が現実的なラインに入ってきます(燃油は別途必要)。325ドルのカードを作っただけでこの水準のフライトに乗れると考えると、現金換算のインパクトはかなり大きいとご理解いただけるはずです。

ホテルについてはHiltonへ1MR=2ポイントで交換できます。つまり100,000MR=200,000ポイントです。この水準になると、

  • Waldorf Astoria Osaka:約120,000ポイント
  • ROKU KYOTO:約140,000ポイント

といったHiltonの最上級クラスのホテルに宿泊してもお釣りがくるので、こちらもポイント価値をイメージしやすいと思います。(26年5月予約の場合)


キャッシュバックとの比較(過去の自分含め)

一方で「結局3%キャッシュバックカード(Robinhood Credit Card等)で良いじゃん」と考える方もいると思います。実際、過去の自分もそうでした。何も考えずに3%キャッシュバックだけ貰えれば少なくとも日本にいた頃との比較ではかなり得になっていることは確かです。

ただ、例えば同じ6,000ドルを利用した場合でも、

キャッシュバックカードであれば
6,000 × 3% = 180ドル
ここからRobinhood Credit Cardであれば年会費50ドルを引いて、約130ドルの価値です。

一方でAmex Goldの場合、かなり保守的に見積もってすべて1倍カテゴリーで利用したとしても
6,000 × 1% = 60ドル

ここにサインアップボーナス100,000MRを、最低ラインの100MR=0.6ドルで換算すると600ドルとなり、年会費325ドルを差し引いても約335ドルの価値になります。

さらに実際には、クレジットカードはポイント倍率によって使い分けることが想定されるため、Amex Goldはレストランやスーパーでのみ使うケースが多くなり、4倍カテゴリが中心になるため、6,000ドルをそのカテゴリで使えば240ドル分のポイントが追加で乗ってきます。そう考えると、初年度についてはキャッシュバックよりも明確に優位になるケースが多いと思います。

もちろん、現金化できないポイントに価値を感じない方や、旅行に興味がない方にとってはキャッシュバックの方が合理的という考え方もあります。このあたりは何を重視するか次第です。ただ、ポイントを使うことで「お金を払ってまではやらない体験、やろうと考えもしなかった体験」ができるという点に少しでも魅力を感じるのであれば、一度試してみる価値はあると思います。


最後に

このカードについては、まず1年使ってみて判断すれば十分です。サインアップボーナスだけでも初年度の価値は回収しやすいので、もし合わないと感じれば2年目以降は解約すれば問題ありません。米国のクレジットカードは日本と比べて解約もしやすいので、その点も含めて柔軟に考えていいと思います。

クレジットヒストリーが6ヶ月程度経過している方や、何から作るべきか迷っている方であれば、まずはこのあたりからチャレンジしてみるのが一つの選択肢になると思います。

少しでも役に立ったと思っていただけましたら、以下リンクから申請していただけるとサイト運営の励みになります。

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