ハワイでの家賃の支払い方法はさまざまです。
Checkで支払うケースもあれば、仲介会社が入っている場合は専用ポータルサイト経由でACH(銀行振込)やクレジットカードで支払うケースもあります。
クレジットカードで支払う場合、ポイントは付与されるものの、基本的には3%前後の手数料がかかるため、単純に考えるとポイントを差し引いても損をするケースが大半です。
それでもクレカ支払いを検討する理由
ただし、使い方によってはクレジットカード支払いの方が有利になるケースも存在します。
ここでは実際に私が運用している方法も含めて、現実的に使える手段を整理します。
BILT(従来の王道)※改悪済
まず、家賃クレカ支払いの代表格だったのがBILTです。
このカードは2025年2月までは非常にシンプルで、
- 家賃支払いで1%ポイント付与
- 通常3%程度かかる手数料が無料
という、ほぼ“やらない理由がない”仕様でした。
家賃は日常支出の中でも最大の固定費になるケースが多いため、この部分でポイントが貯まるのは非常に大きく、当時は「家賃専用カード」として米国在住者の必須カードと言われていました。
さらにポイントの交換先としてHyattに1:1で交換できるなど、使い道も優秀で、総合的に見てもかなり完成度の高いサービスでした。
BILTのルール変更(2025年2月)
しかし2025年2月にルールが大きく変更されます。
制度変更はかなり複雑なので詳細はここでは割愛しますが、大まかに言えば、これまでのように「家賃だけ決済していればOK」という形ではなくなり、
家賃以外の支払いでもカードを利用する必要あり
という条件が追加されました。
手数料無料という点は維持されているものの、使い方次第ではメリットが薄れ、多くの人にとっては以前ほどの魅力はなくなった印象です。少なくとも「家賃が払えるから作るカード」という立ち位置ではなくなりました。
現在の現実的な選択肢
では、家賃のクレカ支払いでお得にポイントを貯める手段が完全になくなったかというと、そうではありません。
ここからは私が実際に毎月行っている方法です。
BILTポータル × Atmosカード
私は今はBILTカード自体は使っていませんが、BILT Rewardsのポータル機能は他のクレジットカードでも利用可能です。このBILT Rewardsを経由し、Atmos系のクレジットカードで家賃を支払うと、
約3%相当のAtmosポイントが付与
されます。さらに、Bank of Americaの口座を保有している場合、
ボーナス10%上乗せ
→ 合計約3.1%還元となります。
手数料との関係
クレジットカード手数料が約3%かかるため、
「1Atmosポイントの価値が1セント以上あるか」
が判断基準になります。言い換えると、
「1ドルで100ポイントを買っている状態」です。
実際の利用価値(私のケース)
私はこのAtmosポイントを、直近ではオアフ島〜ハワイ島やカウアイ島の特典航空券に使いました。一般的には短距離路線はポイント効率が悪いと言われていますが、それでも一定の価値は確認できます。例えば往復の場合:
①特典航空券:13,500ポイント + $11.2
②現金購入:$180
これを現金価値で比較すると、
①:13,500 ÷ 100 = $135
$135 + $11.2 = $146.2~①
つまり、現金より約23%お得となります。
そしてこれはあくまで“最低ライン”のポイント利用方法で、長距離路線のビジネスクラスなど、使い方によっては2~5倍の価値になるケースもあります。
Alaskaマイル購入との比較
参考として、Alaska航空のマイル購入とも比較してみます。
例えばボーナス100%キャンペーン時に100,000マイルを購入すると、
- 支払額:$3,500+税
- 獲得マイル:200,000

つまり、
👉 1ドル ≒ 55マイル
となります。これと比較すると、
家賃支払いで得られるポイントの効率はかなり良いことが分かります。
実際の運用
私は現在、
BILTポータル経由 × Atmosカード
で家賃を支払い、ポイントを貯めています。
貯めたポイントは、ハワイ離島旅行や将来的な本土旅行に充てる予定です。
さらに強い使い方(上級編)
Atmos Summitカードを使う場合、家賃水準によってはAtmosステータス/OneWorldステータスの獲得も現実的になります。
ハワイは他の州に比べて家賃水準が高いため、人によっては家賃支払いだけでOneWorld Sapphire到達というケースもあり、これによりJALラウンジなどの利用が可能になります。
※BILT経由でのAtmosポイントは年間50,000ポイントが上限のため、月額約$4,000程度がフル還元の目安です。
その他のメリット
Atmosカードはポイント以外にも、
- Companion Fare
- Global Companion Award
など、2名以上での旅行に強い特典があります。
単純なポイント還元だけでなく、旅行全体の設計で価値が出るカードです。
注意点(審査)
AtmosのクレジットカードはBank of America発行のため、Amexなどと比べてやや審査が厳しめです。
クレヒスが浅い場合は、
- Bank of America口座を先に開設
- Atmos Ascentからスタート
という流れがおすすめです。
なお、Ascentを先に作成した場合でも、後からSummitのサインアップボーナスは問題なく取得可能です。
まとめ
家賃のクレカ支払いは、単純に考えると手数料負けするケースが多いですが、
- ポータルの活用
- ポイント価値の理解
- カードの選び方
によっては、十分にプラスに持っていくことが可能です。
特にハワイのように家賃水準が高い環境では、この差がそのままリターンに直結するため、検討する価値はあると思います。
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