ハワイの自動車保険|保険料はいくら?補償内容とアンブレラ保険を解説

ハワイ生活準備

ハワイでの生活圏がワイキキ周辺で完結する方を除いて、基本的には車移動が中心になるため、多くのご家庭で1台以上の車を保有することになると思います。

車を購入すると必ず必要になるのが自動車保険です。

今回は、私自身が加入しているGEICOの保険内容を例に、ハワイの自動車保険の仕組みや保険料の目安、そして米国特有のアンブレラ保険についてご紹介します。

私は赴任当初、自動車保険についてほとんど知識がなかったため、特に比較検討することなく先輩駐在員が利用していたGEICOで契約し、そのまま現在まで継続しています。

GEICOやProgressive、State Farmなどがハワイでは比較的有名な保険会社です。


私が加入している保険内容

現在の主な補償内容は以下の通りです。

  • Bodily Injury Liability:250,000ドル / 500,000ドル
  • Property Damage Liability:50,000ドル
  • Comprehensive(車両保険・盗難等):Deductible 500ドル
  • Collision(衝突保険):Deductible 500ドル
  • Rental Reimbursement:50ドル/日(最大1,500ドル)

Deductible(免責額)とは、事故発生時にまず自分で負担する金額のことです。

例えば修理費用が3,000ドル発生した場合、最初の500ドルを自分で負担し、残りの2,500ドルを保険会社が負担するイメージです。

また、Bodily Injury Liabilityの250,000ドル / 500,000ドルというのは、

  • 事故で怪我をした1人当たり最大25万ドル
  • 事故全体では最大50万ドル

まで補償されるという意味になります。


ハワイの自動車保険料はどれくらい?

保険料は、年齢/車種/事故歴/クレジットスコアなど複数の要素によって決まるため一概には言えませんが、私の場合は、

  • ハワイ赴任直後
  • クレジットヒストリーなし
  • 2024年式 Subaru Forester

という条件で月額100ドルでした。

一方で、似たタイミングで別車種を購入した同僚は月額180ドルほど支払っていました。

Foresterそのものの事故率や修理コスト、あるいはアイサイトの安全性能などが評価されている可能性もありますが、実際の算定ロジックは保険会社しか分かりません。

なお、保険料は事故で保険請求を行うと上昇することが一般的です。私は幸い赴任以来無事故なので、保険料は当初より少しずつ下がっていますが、一方で接触事故などで複数回保険請求をしている同僚の中には、月額300ドル近くになっているケースもあります。


日本とハワイでは運転環境がかなり違う

日本で運転していた頃には見たことのないようなとんでもない運転をする車に遭遇することもハワイでは珍しくありません。

これは個人のマナーの問題というより、米国では生活するうえで車が必須であり、運転免許を持たなければ通勤や買い物すら難しい地域が多いことも背景にあるのだと思います。

また、日本人は車を「資産」として捉え、傷や凹みを気にしながら丁寧に乗る方が多い印象がありますが、米国では「消耗品」という感覚の方も少なくありません。多少の擦り傷や凹みであれば気にせず乗り続けている車もよく見かけます。そのため、自分がどれだけ注意していても、もらい事故に遭う可能性は日本より高いと感じています。


アンブレラ保険とは?

米国で生活していると耳にする機会が増えるのがアンブレラ保険(Personal Umbrella Policy)です。

アンブレラ保険とは、自動車保険や住宅保険の賠償責任額を超える損害が発生した場合に、追加で補償してくれる保険です。

例えば私の契約では、自動車保険による対人賠償は事故全体で最大50万ドルまでですが、もし重大な人身事故を起こしてしまい、100万ドルや200万ドル規模の賠償責任が発生した場合、自動車保険だけでは補償しきれません。その不足分をカバーするのがアンブレラ保険です。

一般的には100万ドル単位で加入することが多く、年間数百ドル程度で契約できるケースもあります。

訴訟大国アメリカでは、自動車事故だけでなく様々な理由で高額な損害賠償請求を受ける可能性があります。持ち家や投資資産が増えてきた方ほど加入している印象がありますし、私自身も資産形成が進んだ段階では検討する価値があると考えています。


レンタカー保険はクレジットカードを活用

余談ですが、米国でレンタカーを借りる際は、クレジットカードの付帯保険を活用することで保険料を節約できる場合があります。

例えばAmex PlatinumカードにはCar Rental Loss and Damage Insurance(CDW/LDW補償)が付帯しています。レンタカー代金を対象カードで支払い、レンタカー会社のCDWを辞退するなど所定条件を満たした場合、

  • レンタカーの盗難
  • 衝突・損傷
  • 修理期間中の営業損失(Loss of Use)
  • 一定の手数料

などが補償対象になります。

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ただしAmex Platinumの補償はSecondaryなので、まず自分が加入している自動車保険を利用し、それでも補償しきれない部分をAmexがカバーする仕組みです。

一方で、

  • Capital One Venture X
  • Chase Sapphire Preferred
  • Chase Sapphire Reserve

などのカードはPrimary補償となっています。こちらは自分の保険契約より先にクレジットカードの保険が適用されるため、レンタカー利用が多い方には非常に便利です。私自身も、Primary補償付きカードを取得したら、今後はそちらで決済する予定です。


まとめ

ハワイの自動車保険は、日本と比べると保険料も高く、補償内容も複雑ですが、自分や家族を守るための重要なインフラでもあります。

私の場合は、クレヒスゼロの赴任直後でも月額100ドル程度で加入できましたが、年齢や車種、事故歴によって大きく変わります。

GEICO、Progressive、State Farmなど複数社から見積りを取り、補償内容と保険料のバランスを比較することをおすすめします。

また、将来的に資産形成が進んできた方は、アンブレラ保険についても一度調べてみる価値があると思います。

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